# ルーと基本ソース計算のマスターガイド
ルーは古典的なフランス料理の骨組みとなるベースです。小麦粉、バター、液体の関係を理解することが、滑らかなソースと、ダマができたり粉っぽさが残ったりするソースの分かれ道となります。# 加熱段階ととろみをつける力
ホワイトルー
2〜3分加熱。最も強效な増粘剤。
- ベシャメルソースのベース
- 最大のとろみ付け力
- マイルドな風味
- 色の変化なし
ブロンドルー
5〜8分加熱して薄い金色に。
- ベルーテソースのベース
- 中程度のとろみ付け力
- 香ばしいナッツの香り
- 淡色のだしに最適
ブラウンルー
15〜20分加熱。深みのある香ばしさ。
- エスパニョールソースのベース
- 低めのとろみ付け力 (-30%)
- 複雑なナッツの風味
- サラッとした質感
# 希望の濃度に応じた1Lあたりのルーの重量
| 希望の濃度 | バター (g) | 小麦粉 (g) | 液体 (L) |
|---|---|---|---|
| サラッとしたスープ / クリーム | 25g | 25g | 1L |
| 標準的なソース | 50g | 50g | 1L |
| グラタン用ソース | 70g | 70g | 1L |
| コロッケの種 / タネ | 125g | 125g | 1L |
ダマができたり粉っぽさが残る場合
# ソース技術用語集
- デキストリン化
- 加熱によりデンプンが短鎖に分解される現象。風味は増しますがとろみ付け力は低下します。
- 糊化
- デンプン粒が液体を吸収して膨張するプロセス。
- ブール・マニエ
- 仕上げに素早く濃度を調整するための冷たい小麦粉とバターの混合物。
- マザーソース
- エスコフィエによる5つの基本ソース(ベシャメル、ベルーテ、エスパニョール、オランデーズ、トマト)。