# ランニングペース計算とタイム予測の生体力学的原理
ランニングのペース計算と予想タイムの算出は、最大酸素摂取量(VO2 max)、乳酸閾値、ランニングエコノミーなどの生理学的メカニズムに基づいています。長距離走ではグリコーゲンの蓄積量とランニングフォームの効率性が重要になります。# リーゲル公式の数学的モデル
1977年にピーター・リーゲルによって提唱された T2 = T1 * (D2 / D1)^1.06 の公式は、距離伸長に伴うペース低下を数学的にモデル化したものです。疲労指数1.06は十分なトレーニングを積んだランナーの平均値です。# メートル法とヤード・ポンド法の比較
メートル法 (min/km)
日本や欧州の陸上競技および道路レースの標準単位。1000mごとのラップタイム管理に適しています。
ヤード・ポンド法 (min/mile)
欧米のロードレースの標準単位。1マイルは1.609344kmに相当します。
# ロードレース標準種目一覧
| 種目名 | メートル距離 (km) | マイル距離 (mi) | 主要エネルギー機構 |
|---|---|---|---|
| 5K ロードレース | 5.00 km | 3.11 mi | 90% 有酸素 / 10% 解糖系 |
| 10K ロードレース | 10.00 km | 6.21 mi | 95% 有酸素 / 5% 解糖系 |
| ハーフマラソン | 21.0975 km | 13.11 mi | 99% 有酸素 (乳酸閾値主導) |
| フルマラソン | 42.195 km | 26.22 mi | 100% 有酸素 (グリコーゲン枯渇限界) |