# 停止距離を構成する2つの区間
完全に停止するまでには2つの段階があります。危険の認知と反応の間、車両は初速度に近いまま進み続けます。ブレーキが効き始めると、タイヤと路面の力で運動エネルギーを減らします。本ツールは空走距離と制動距離を分けて表示し、反応の遅れをブレーキ性能と混同しないようにしています。# 計算に使用する式
空走距離は、秒速で表した速度に反応時間を掛けて求めます。制動距離は、速度の二乗を実効減速度の2倍で割って求めます。実効減速度には、想定した制動力と道路勾配による重力の影響が含まれます。| 入力項目 | 影響する区間 | 重要な理由 |
|---|---|---|
| 速度 | 両方 | 制動距離はおおむね速度の二乗に比例して伸びます |
| 反応時間 | 空走区間 | 注意散漫や疲労はブレーキ前の距離を増やします |
| 減速度 | 制動区間 | グリップ、タイヤ、ブレーキ、路面が減速の強さを決めます |
| 道路勾配 | 制動区間 | 重力は下りで加速側、上りで減速側に働きます |