露出相反則計算の特徴
# 露出の三角形を理解する
写真における露出は絞り(f値)、シャッタースピード、ISO感度の3つの要素の相互作用によって決定されます。どれか1つの要素を変更した場合、同じ明るさ(EV値)を維持するためには他の要素を相回転させて正確に補正する必要があります。# 撮影の意図
| 撮影の意図 | 絞り調整 | シャッター調整 | ISO調整 | 視覚的結果 |
|---|---|---|---|---|
| 動きを止める | 開く (f/2.8) | 高速化 (1/1000s) | 固定 | 被写界深度が浅くなる |
| パンフォーカス | 絞り込む (f/11) | 低速化 (1/30s) | 固定 | 三脚が必要 |
| 暗所での手持ち撮影 | 開放にする (f/1.4) | 限界速度を維持 (1/60s) | 上げる (ISO 3200) | ノイズが増加 |
| 最高画質スタジオ撮影 | 最適絞り (f/8) | フラッシュ同調 (1/200s) | 基準ISO 100 | 最大ダイナミックレンジ |
# 同等設定による表現の違い
同等の露出値(EV)に設定してセンサーへの総光量を同じに保った場合でも、写真の視覚的な表現や被写体のボケ味・動きの描写は大きく変化します:- 絞り: 被写界深度と背景のボケ味をコントロールします。
- シャッタースピード: 被写体の動きのブレやブレの停止をコントロールします。
- ISO感度: ノイズと引き換えにセンサー信号を増幅します。
背景ボケ重視の設定
ポートレート用大口径設定
- f/1.4 から f/2.8 の大口径
- 高速シャッター
- 柔らかいボケ
風景撮影向けの設定
全体にピントを合わせる設定
- 解像性能が高い f/8 から f/11
- 三脚使用の低速シャッター
- 最高画質
- カメラのダイヤルに合わせた1/3ステップ精度
- シャープネス状態を表示するリアルタイムSVG可視化
- フィルムの相変則不全やT値を考慮しない
- センサーサイズによるクロップ係数の手動計算が必要
- 露出値 (EV)
- 絞りとシャッタースピードを組み合わせた対数尺度。
- 相反則
- 露出量が光の強さと照射時間の積に比例するという法則。
- 露出段数 (Stop)
- 光量が2倍または1/2になる相対単位。