ゾーンシステム視覚的フィールドガイド
# アンセル アダムス ゾーンシステムの仕組み
ゾーンシステムは連続した被写体輝度を10段階の参照ゾーンに分類します。ゾーンVは露出計が指し示す標準グレーです。# ゾーンチャートに基づく露出補正
| 配置先 | 視覚的表現 | 露出計からの操作 |
|---|---|---|
| ゾーンII | わずかに質感の残る深い暗部 | ゾーンVから3段減光(絞る) |
| ゾーンIII | テクスチャを保持すべき重要なシャドウ | ゾーンVから2段減光(絞る) |
| ゾーンV | 標準的な18%中性グレー基準 | 露出計の指示通りの設定 |
| ゾーンVI | 明るい肌色などのライトミッドトーン | ゾーンVから1段増光(開く) |
| ゾーンVII | 階調を残すべき重要なハイライト | ゾーンVから2段増光(開く) |
ゾーン配置をクリエイティブな表現として活用する
露出計の指示に盲従してすべてをグレーにする必要はありません。質感や意図の中心となるトーンを決定し、意図的に配置してください。# 現像によるコントラスト補正
- ノーマル現像: 被写体の標準的な明暗差をそのままネガに記録します。
- Nマイナス現像: 強烈な明暗差を圧縮し、ハイライトの白とびを防ぎます。
- Nプラス現像: フラットな被写体のコントラストを拡大し、暗部のメリハリを高めます。
- ゾーン
- 1段(1EV)の露出差ごとに分けられた実用的な明暗階調の単位。
- 配置(Placement)
- 測定した被写体の輝度を最終的な目標ゾーンへ割り当てる決定。
- 18%標準グレー
- 反射光式露出計が基準とするゾーンVの中性トーン。